大切なひとりの師匠
「あの、もし良ければ弟子になりませんか?」
ルアスで歩いてたら声をかけてくれました.
まだ師匠・弟子の仕様がつくられて少ししてからだったよね。
あの頃実は、いつも一緒に狩りしてたフレが引退してしまって・・いつも寂しくソロしていたんだよ。
声をかけてくれてありがとう。
聖のこと全然わからず適当にしていた私を笑いながら教えてくれたよね?
うまくなるには、フレを増やすには、ちゃんと自分からPTを誘ったり、作ることが大事だよ^^っていってたね。
今になって、なんだかわかる気がします。
新しい町にいったとき・・
「まだルケ行ったことないの?いまからPTするから一緒にいってみよう!」
5〜6人PTでいって回復や補助の立ち回り教えながら遊んでくれたね。
結局・・・全滅して、それがなぜかすごく笑えてみんなで町に帰還して笑いながら話したの覚えてるよ。。
すっごく楽しかった。
それから、私もがんばって50レベルになって聖らしい服も装備できるようになって・・・
あるとき、狩りしてたら、ささやきでメッセージきました。
「ごめんね。あと2日しかINできなくなるかも。」
え・・・?
「忙しくなりそうだから引退になるかもしれない。
課金今月で切れるから・・今からルアス町に来れる?」
ーうん。すぐいくね。ー
急に聞いてびっくりして、寂しくなって、今も思い出すと涙がでるよ。・゚・(ノД`)・゚・
そしてルアス町で最後の話をしたね。
師匠らしいことしてあげれなくてごめんっていいながら、交換窓が開いた。
当時高価で貴重だった、かわいい紫色の髪染色と60からの装備が入ってて・・・
「もうレベル超されそうだね。60からの装備、今使ってるものだけどイイものだから使って^^
髪もずっと茶色だったから、染めてみるのもいいんじゃない?」
「いままで弟子でいてくれてありがとうね」
わたしはその場で、髪を染色して
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!嫌だ〜なんていいながら止めたっけ。
師匠いなくなって・・・師匠のレベルも超えて・・高レべになって・・。
だんだんとプレイヤーのレベル層も高くなって。。
染色は色も増えて安くなって・・
でも、ギルメンと髪の色そろえるまでは、ずっとかわいい紫色・・変えなかったよ。
最後のプレゼントでもらった大好きな色だから。
一緒のSS、この1枚しかないけど、大切にするね。
わたしの師匠でいてくれて、ありがとうございました。
曲♪:Litty様より「届カナイ手」